2025年09月18日(木) 東京市場の注目材料とNY市場概況

東京市場の注目材料とNY市場概況 水色バック ピンク文字 円吉

東京市場の注目材料

東京市場の経済指標 等 スケジュール

時間名称重要度前回 (改定)予想
07:45ニュージーランド 国旗NZ・実質GDP第2四半期(前期比)星30.8%-0.3%
07:45ニュージーランド 国旗NZ・実質GDP第2四半期(前年比)星3-0.7%0.0%
08:50日本 国旗日本・機械受注 07月(前月比)星33.0%-1.5%
08:50日本 国旗日本・機械受注 07月(前年比)星37.6%4.8%
10:30オーストラリア 国旗豪・新規雇用者数 08月星32.45万人2.10万人
10:30オーストラリア 国旗豪・失業率 08月星34.2%4.2%
10:30オーストラリア 国旗豪・正規雇用者数 08月星36.05万人
10:30オーストラリア 国旗豪・非常勤雇用雇用者数 08月(前月比)星3-3.59万人

東京市場の注目材料

  • 07:45 NZ・実質GDP第2四半期
  • 10:30 豪・雇用統計
  • 日本・次期首相を見据えた市場の動きに注目
  • 次期FRB議長関連の報道に注意。
  • FRBブラックアウト期間中 6日(土)~18日(木)

NY市場概況

米ドル/円

2025.09.18(木) 朝 米ドル/円 5分足 チャート

03:00 アメリカ・FRB政策金利(FOMC)
前回 4.25%~4.50%、予想 4.00%~4.25%、結果 4.00%~4.25%
声明では「雇用の伸びは鈍化し、失業率は小幅に上昇したものの、依然として低水準にある」「委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視しており、雇用に対する下振れリスクが高まっている」と指摘した。
採決では16日に理事に就任したミラン氏が反対票を投じ、0.50%の利下げを主張したことが明らかになった。
またFOMCメンバーの金利見通しであるドット・プロットでは、2025年末時点の中央値が3.625%に引き下げられ、年内残り2回の会合でも利下げするとのシナリオが示された。
発表後ドル円は下落し、一時145.49円と7月7日以来約2カ月半ぶりの安値を更新した。
ただ、売り一巡後は一転上昇の動きとなった。

03:30 パウエル・FRB議長 定例記者会見
【主な発言内容】
・「雇用減速の大部分は労働人口の減少を反映」
・「リスクバランスは変化し、雇用に対する下振れリスクが高まっている」
・「今日の決定はリスク管理の利下げだ」
・「今回の会合で0.50%の利下げは広く支持されなかった」
発言は強弱まちまちの内容であったものの、市場はパウエルFRB議長の「リスク管理のための利下げ」との発言を「今後の利下げに慎重」と受け止めた可能性があり、ドルを買い戻す動きが強まった。

ユーロ/米ドル

2025.09.18(木) 朝 ユーロ/米ドル 5分足 チャート

03:00 アメリカ・FRB政策金利(FOMC)
前回 4.25%~4.50%、予想 4.00%~4.25%、結果 4.00%~4.25%
発表後ユーロドルは上昇し、一時1.1919ドルと2021年6月以来約4年3カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、買い一巡後は一転下落の動きとなった。

03:30 パウエル・FRB議長 定例記者会見
会見内容を市場は「今後の利下げに慎重」と受け止めた可能性があり、ドルを買い戻す動きが強まった。一時1.1808ドルと日通し安値を更新した。

ユーロ/円

2025.09.18(木) 朝 ユーロ/円 5分足 チャート

03:00 アメリカ・FRB政策金利(FOMC)

03:30 パウエル・FRB議長 定例記者会見

ユーロ円は20時頃、一時173.09円と日通し安値を付けたものの、その後は上昇し、FOMCやパウエルFRB議長の会見後も上昇基調が続いた。

カナダドル/円

2025.09.18(木) 朝 カナダドル/円 5分足 チャート

① 22:45 カナダ銀行・政策金利
前回 2.75%、予想 2.50%、結果 2.50%
政策金利を0.25%引き下げ2.50%とした。利下げは6カ月ぶりで、雇用市場の弱さとインフレ圧力の後退を理由とした。追加利下げの可能性には言及しなかったが、経済リスクが高まれば対応する姿勢を示した。
予想通りの結果だったこともあり、発表後の市場の影響は限定的となった。

23:30 マックレム・BOC総裁 定例記者会見
マックレムBOC総裁は会見で、米国の関税を巡る不確実性に言及し、今後の金融政策は会合ごとに判断すると説明した。また、今回の決定は全会一致で、インフレ率は依然高水準だが、多くの米製品に対する報復関税を政府が撤廃したことより圧力は和らぐ見通しとも述べた。

③ 03:00 アメリカ・FRB政策金利(FOMC)
発表後カナダドル円は下落し、一時106円を割る場面があった。
ただ、その後は一転上昇する展開となった。

④ 03:30 パウエル・FRB議長 定例記者会見
パウエルFRB議長の会見後もドル円の上昇につられる形で、カナダドル円は上昇基調が続いた。